私は金属になりたい

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バーレスク東京で人生最高の誕生日を迎えた件

"バーレスク東京"

それは東京・六本木にあるショークラブ。私は2022年6月から通い始め、ふたばさんという推しと出会い、そしてどっぷり沼に浸かった。

 

10月31日に24歳の誕生日を迎える私は、10月30日の2部と3部の公演を見に行くことにした。3部が終了すると0時を回るので、24歳になる瞬間をバーレスク東京で迎えようという魂胆だ。

 

バーレスク東京について軽く説明すると、100名以上のパフォーマー、いわゆるバーレスクガール達が所属し、六本木で毎日公演を行っている。

キレキレのダンスや歌唱が魅力のAチームと、アイドル的なかわいらしいショーが魅力のBチームがあり、交互にショーを行い、ひとつの公演を作り上げている。

ショーを見た後はチップタイムがあり、さっきまでステージ上でパフォーマンスしていたバーレスクガール達が客席まで降りてきてくれ、チップを渡すことが出来る。

チップはリオンと呼ばれ、10リオン1000円から購入することができ、200・300リオンでバケツに入ったリオン、500リオンだとリオンが入ったバルーンを女の子の上で割るという何ともイケイケな行為をすることも出来る。

 

そんなバーレスク東京にふたばさんという私の推しがいる。

ふたば🌱バーレスク東京 (@futababurlesque) / Twitter

ふたばさんはバーレスク東京では珍しい、コミケにも通うガチのオタクで、自分のイベントではボカロに合わせて踊ったり、水樹奈々さんの深愛を歌ったりしている。2022年の10月11日にバーレスク東京入店3周年を迎え、その公演では普段Bチームの出演が多いにもかかわらず、Aチームの演目に挑戦し、その後通常公演でもAチームの演目のQueen(アイドル的に言うとセンター)を何度も任されているほどの努力家である。

 

過去にバーレスク東京へ行った際、ふたばさんから「誕生日とかあったらお祝いしたいから教えて!」と言われていたのもあり、事前にこの日はお誕生日のお祝いで行くことを伝えており、ワクワクしながら六本木へ向かった。

 

2部の入場が開始される20:40頃に到着し、そのまま入店。この日はステージ最前列の座席を予約していたため、そこへ案内される。

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会場はハロウィン仕様。なんてったって10月30日の六本木である。バーレスクガール達も皆、思い思いの仮装・コスプレで客席の挨拶回りに勤しんでいた。

天使やナース、ミニスカポリスなど通常時でも華やかな場所ではあるが、この日はより華やかで賑やかな場所となっていた。

 

座席で大人しく待っていると、ふたばさんが私の席へやってきてくれた。挨拶を交わし、推しプランの特典のブロマイドにサインとコメントを入れてくれる。周年イベントの話や、ふたばさんが最近インスタライブやTwitterのスペースなどで弾き語りの配信を行っているのでその話などをした。

 

そうこうしているうちに、バーレスクガール達がステージに集合し、第2部のオープニングが始まった。

第2部では、ふたばさんが周年イベントで初挑戦したAチームの演目Black wedding(通称ヒール)を披露した。

周年の時よりも余裕を持って演じていたように思う。普段はかわいらしい姿のふたばさんが、激しく、そして美しくヒールの頂上で踊る姿は、普段とのギャップと人一倍の努力の結果が見られて本当に素晴らしいと思う。

 

第2部が終わり、チップタイムに入る。

ふたばさんはとても人気なのでたくさんの人のところを回らなければいけないのだ。私は、しっかりと一人一人とコミュニケーションを取り、来た人全員を幸せな気持ちにさせているふたばさんが好きなので、自分一人で独占!なんてことはせず、可能な限りみんなの所を回れるようにしてあげたいと思っているので、3部もあるということで、ここは軽く挨拶を交わすのみにする。

 

3部前、再び席へ来て下さり、3部分のブロマイドを貰う。

私はこの日、シャンパンを入れようと決めていた。バーレスク東京ではシャンパンを入れると3人の女の子が好きな曲に合わせて出てくる、所謂シャンパンガールが行われる。

せっかくの誕生日だし、シャンパンを入れて自分で自分をお祝いしようと考えていた。

だがしかし、私はシャンパンを飲んだことがない。シャンパンメニューを見ても値段の違いしか分からない。そこで、ふたばさんにおすすめを聞いてみることにした。ふたばさんには"グランブリュット"というシャンパンをおすすめされた。私は仰せのままにグランブリュットというシャンパンを3部終了後に頼むことにした。

 

23:30頃3部の公演がスタートした。誕生日を迎える0時はショーの真っ最中だ。ただ、私は0時丁度にあるツイートをしなければならなかった。推しを複数ジャンル持つオタクは忙しい。

 

さて無事ツイートもし、3部が終了。チップタイムもほどほどになった頃、バーレスク東京のMCであるクロトさんがマイクで私の名前を呼び、ステージに上がるように促す。

バーレスク東京では予約の際に誕生日であることを伝えると、このようにステージ上でお祝いされるというシステムがあるのだ。当然私は予約の際に伝えていたので、このようにステージにあげられたというわけだ。

ステージ上では椅子が用意されており、その椅子に座り、周りを女の子たちに囲まれて写真を撮ることができる。実にイケイケだ。

しかしふと周りを見渡すと、ふたばさんが居ないのである。あれれ?と思いながら待っているとセンターサークルの向こうから、ふたばさんが現れたのだ。しかも手に何かを持っている。

ふたばさんの手には、なんとケーキがあったのだ

ふたばさんがわざわざ用意してくれたというのだ。誰に?そう私に。

推しから誕生日にケーキのプレゼントを貰うという信じられない光景を目にし、私は感極まってしまった。

その後写真撮影を行い、ケーキの火を消し自分の席へ戻る。

 

ふたばさんにスプーンを取ってきてもらい、一緒にケーキを食べることに。f:id:hito-1031102:20221104135929j:image
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今考えても幸せな時間だった。ケーキもとても美味しかった。でも推しから貰ったケーキを推しと食べるなんて素敵なこと、その美味しさを1000倍以上にするには充分すぎるシチュエーションだ。

 

その後シャンパンを頼んだ。もちろんグランブリュットだ。シャンパンは先にグラスなどのセットが席に運ばれる。その際にシャンパンガールをお願いする女の子をスタッフさんに伝える。

そしてふたばさんがシャンパンを開けてくれた。初めて目の前で見るシャンパンを開ける一連の流れは、キャバ嬢のインスタのストーリーでよく見るヤツだー!と無駄に感動した。

その後ふたばさんにシャンパンガールで掛けたい曲を聞かれ、お願いをした。

お願いした曲は、筋肉少女帯トゥルー・ロマンス。お祝い×ハロウィンにピッタリな選曲で我ながら興奮した。かつてバーレスク東京で筋肉少女帯がかかったことはあったのだろうか。あったかどうかは知らないが、私らしいシャンパンガールになったことは間違いない。

 

ふたばさん以外にも、なぎささんやMCのナギトさんなど皆さんからお祝いされ、ハッピーな一日になったのは間違いない。

もちろん、推しとシャンパンを飲みながらケーキを食べるなんていう素敵な経験ができ、とても幸せだった。

 

最後もしっかりとお見送りしてくださり、半月後再び来店することを伝えお別れ。

本当に最高の誕生日となった。

 

是非皆さんもバーレスク東京での誕生日を体験してみてはいかがだろうか。