私は金属になりたい

超主観的なレポを中心に色々と...

どこまでも伸びる双葉 #ふたば4周年

成長出来る場があるということは素晴らしいことだ。

なぜ急にこんなことを言い出すかと言うと、その場に恵まれた素敵な人を見たからだ。

 

ご想像の通りである。

バーレスク東京のショーガール ふたばさんだ。

 

去る2023年10月16日彼女のバーレスク東京生活4周年の記念イベントが開催された。

 

私がバーレスク東京に通い出してから、もうすぐ1年半になる。それ即ち、ふたばさんと出会ってからもうすぐ1年半ということにもなる。

 

この間、様々な場面を共に過ごしてきた。昨年の3周年イベント、Queen of Burlesque、今年の生誕イベント。

彼女はこの各場面で新しいことに挑戦し続けてきた。

昨年の3周年イベントではヒールのクイーンに挑戦し、その後通常日でもクイーンを任されることもある。

今年の生誕イベントでは、かつてレジェンドのいちごさんしかクイーンを許されなかったフォーシーズンの再演に挑んだ。

そして昨年のQueen of Burlesqueでは、自らの殻を破るかのように、今までの自分を尊重しつつ、新たな自分を示し、ファンとともに駆け抜け2位という結果を迎えることが出来た。

 

今回のイベントの前、彼女は不安やもどかしさを吐露していた。実際に会って聞いた訳では無いのだが、SNS上からそれを感じ取ることが出来た。

そういった思いをしっかりと口に出せるのが、彼女の良いところだと私は思う。

そしてそれを聞き、支え、励ますのがオタクってもんだと思う。

開演前、彼女はとても緊張していた。

各ファンの席を回って心を落ち着かせるかのように話をしていた。

私の席にも来てくれたので、大丈夫と一言声をかけた。

今までのイベントでは、ショー前にスペシャルパフォーマンスを行うことが多かったが、今回はショー前パフォーマンスは他のダンサーさんへ譲り、フロアを回ることに全力だったように思う。

いつも彼女は身体が足りないと感じるほど、ファンへの挨拶を大切にしている。通常日でも推しプランの人への対応はもちろんのこと、初めて来てくれた人へバーレスクを楽しんで帰ってもらうため、しっかりと対応している。

そんな彼女が今回、自分のために来てくれた人たちへしっかり感謝の気持ちを伝える時間を作るには、すごく良かったのではないだろうか。

 

1部では過去のイベントと同様、新しい演目に挑戦していた。そして、1部・2部と昨年のイベントで挑戦したヒールも披露された。前回初めて見た時も凄いな、頑張ったんだなと感じたが、今回のそれはまたひとつ違った感動があった。それは1年の成長を感じたからだ。本人はもしかしたらまだまだと言うかもしれないが、私から見ればそれはそれは堂々とした立ち居振る舞いで、指先までしっかり意識されていて、パフォーマンスとしての完成度が明らかに上がっていた。

それは3部で披露されたフォーシーズンでも感じることが出来た。特に手で狐のポーズを作り動かす振りでは、本当に狐が動いているかのように感じたものだ。贔屓目も入っているかもしれないが、私からしたら彼女の成長をとても感じられる演目であった。

 

彼女の得意な歌でも魅せてくれた。

1部では赤いスイートピーを、2部では恋落ち、そして3部ではPRIDEと素敵な歌声を聴かせてくれた。特に3部のPRIDEでは、特別な演出一切無しの歌声だけで魅せるその姿に感動した。

 

この素晴らしい公演を見て私は、私の知らない彼女の約3年間に思いを馳せた。

彼女はコミケにも行くようなガチのオタクだ。そんな彼女が六本木のバーレスク東京へ飛び込み、様々な成長を遂げて今ここに立っているのだろうなと容易に想像出来る。

その間には彼女自身の並々ならぬ努力とそれを支え、共に駆け抜けてきたファンがいるのである。

これからも私はそんなファンの1人として、微力ながら彼女を支えられたらと思う。

 

4部の最後、彼女はこう発言した。

「来てくれる人のために頑張るのが私の幸せ」だと。

私はそう思ってくれている彼女が好きで追いかけ続けている。

 

これからも是非その素晴らしい姿を見せ続けて欲しい。

 

ふーちゃんお疲れ様でした!!!